以前の歯科医院は「痛くなってから行けばいい」「悪いところだけ治せばいい」というイメージがありました。しかし現在の歯科医院は悪くならないために予防に行く場所になってきています。それは悪いところだけを治す歯科治療では歯は守れないからです。適切な「治療」だけではなく、しっかり「予防」をしてこそ歯を残し守れるのです。
現在の日本の成人の方のほとんどは歯やお口について何らかの問題をお持ちです。まずは必要な治療を行い、お口の中を健康にしてから効果的な予防を行うことが必要です。治療から予防へつなげることがとても重要なのです。
当院では、痛みやお悩みを解決する質の高い「治療」を行い、さらに健康な状態を維持していただくための「予防」を続けることで、患者さんの大切な歯を末永く守っていきたいと願っています。
予防歯科で最も大切なことは長く続けることです。どれだけ充実したホームケアをご指導しても、患者さんが続けられなくては意味がありません。また、定期検診やメンテナンスに気軽に便利に通っていただける環境であることも重要です。
当院では、患者さん一人ひとりの生活習慣やご事情に合わせて、ご家庭で無理なく続けていただける効果的なホームケアをご指導します。そして、定期的に検診やメンテナンスを受けていただくために、通っていただきやすい環境づくりの努力をしています。
歯やお口は、心身の健康とつながっています
歯やお口の健康は心と体の健康とも深くつながっており、歯周病を治療することで心筋梗塞や糖尿病が抑制できることがわかりました。また、お口を清潔にすることで高齢の方に多い誤嚥性肺炎も予防できます。当院では、むし歯や歯周病を防ぐ適切な予防や口腔ケアにより、お口から全身の健康づくりにもお役に立ちたいと思っています。